お財布選びの王道"THIN BRIDLE (シンブライドル)"
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先日から発売開始した、”AVON(エイボン)”。
トーマスウェア&サンズ社のブライドルレザーをお財布の両面に使用した新しいシリーズです。
芯通しと呼ばれる革の表面から内側まで、染色された素材で、ひび割れやキズが入っても、内部と表面の色の差を抑える事が出来るひと味違った素材。
シリーズの紹介については、以前のブログにて紹介していますので、こちらをご覧ください。
ブログURL↓
https://www.ganzo.ne.jp/blog/9449/
そして、その比較対象によく出されるのが、GANZOの長年の定番”THIN BRIDLE(シンブライドル)”シリーズ。
新しい物が出て比較すると、伝わり方的にどうしてもアップデートされて、元から有る方が劣るように感じてしまう事も少なからずあると思いますが、そんなことは勿論ありません。
革としての使い心地や風合いなど、トータルバランスに優れたJ&Eセジュイック社のブライドルレザーに、バダラッシィ・カルロ社のミネルバボックスのナチュラルカラーを使った革財布を味わう最高の組み合わせ。
誰でも使いやすくて、長く使い続けられるオススメのお財布は?
と聞かれたら、真っ先に出てくる一つです。
新品の時に付いているブルーム(白いロウの跡)がある状態から、使い込むにつれて堅実な質感を生み出すブライドルレザー。
↑左が新品で右がエイジングが進んでいる店頭ディスプレイ品
最初はブルームで下地の色が見えにくいけど、それをどんな風に変わっていくのかを想像し始めたら、それは革小物の沼にハマっている証拠です。
同時にミネルバボックスの色も飴色に変わってきて、オモテとウラ両方の経年変化を楽しみながらお使いいただけます。
↑下が新品で上がエイジングが進んだ店頭ディスプレイ品
革によって色んな経年変化の見方と進み方ってあるけど、目で見て「これが革財布」っていう雰囲気を気軽に一番確かめられるのはコレなんじゃないかと個人的には思っています。
よく比較されるコードバンと比べると、ニュアンスで難しいところがありますが、フォーマル感が出て上品でツヤっツヤなコードバンに対して、ブライドルレザーは牛革の革小物臭い表面の変わり方をしていきます。
ちなみにヘーゼルのエイジングはこんな感じです。
↑の右に写っているのは、厳密にいうとシンブライドルではない別の商品なのですが、同じJ&Eセジュイック社のブライドルレザーのヘーゼルを使ったもの。
水に濡れたり、過酷な環境を乗り越えてきた少し極端なサンプルなんですが、使ってきた質感と革として垢抜けた感じが出てきて、革財布らしい表情が出てきています。
芯通しじゃなくて、色の境目が出来るとは言いつつ、個人的にはこんなシワ模様とかも革らしくて好きです。
デメリットにしか感じない水シミやキズも革をカッコ良く育てる為の重要な要素の一つ。
使い古した感じが良いんです。
エイジングの分かりやすさで言うと、シリーズの中で色が一番明るいヘーゼルが、見た目の変化が分かりやすいのでオススメです。
GANZOと言えばの定番アイテムの一つなだけあって、シリーズ中のラインナップ数も豊富。
お財布や名刺入れ以外にステーショナリー系もあります。
どのアイテムもオススメの物ばかりですが、個人的にオススメしたいのは、さっきから写っている小銭入れ付き二つ折り財布と2面パスケース。
小さくまとめて持ち歩きたいけど、現金もカードも絶対に必要だし、中身を減らすのは中々難しいっていう場合は、このコンビが良い仕事してくれます。
一番のキモは、この二つ折り財布のサイズ感。
大きさは、よくある二つ折り財布なんですが、なんせ薄い。
薄さの秘訣は、主に造りの部分。
中の構造をシンプル化させて、お財布に付けるパーツもなるベく薄くするなる形でデザインしています。
特にその差が出るのは小銭入れの形。
小銭入れ部分の作り方って色々ありますが、厚みが出やすいお財布って、この蓋の部分が巻いて覆いかぶさるようになっているんですよね。
その膨らみが出る分、容量をプラス出来るメリットもあるんですが、そんなに小銭を貯め込むことが無かったら正直、不要な部分でもあります。
それに対して、シンブライドルのタイプは薄さを出す為に、蓋の付け根から膨らみを持たせない緩やかに落ちる設計にしています。
ちょっとした造りの違いなんですが、これだけで誰でも分かりやすいくらいに差が出ます。
スリムとはいえ、ちゃんと日常で使う範囲に必要な容量は十分に入るので、そこはご安心ください。
スリム化させつつ、現金を使いやすい設計にしているので、お札の出し入れもとてもスムーズに行えて、許容量もあります。
ちなみにお札をスムーズに出し入れしやすい理由はコレ。↓
シンブライドルの小銭入れ付き二つ折り財布に一万円札を入れた物ですが、パッと見でお札に対して、横幅に余裕があるのが分かってもらえると思います。
この余幅が大事で、小さくするためにこの幅を詰めると、一万札が重なった時に角が当たってパツパツになって出し入れし辛くなっちゃうんですよね。
よくコンパクト財布は、この幅を詰めて小さく出来ているものが多いのですが、どれも優れているところもあれば、苦手な部分もあって一長一短なんです。
そう思うと、従来からあるこのサイズ感のお財布って完成されていてスゴく優秀だったりします。
現金とカードもそこそこ使うし、どのサイズ感が自分に合うお財布か迷っている場合は、このサイズが一番良いんじゃないかなと思います。
そして現金の問題は通り抜けたとして次に出てくるのはカードの枚数。
このシンブライドルの小銭入れ付き二つ折り財布のカードは基本的に4枚入る様にできています。
両面の裏側にそれぞれポケットが2個付いていますが、これはあくまでカードポケットでは無くて、入れる物を枠組み無く使えるマルチポケット。
厳選された4枚を選んだとしても、+αで持っておきたいカードもどうしても出てきますよね。
そんな時には、このシンブライドル 2面パスケースの出番です。
一応パスケースとして商品名は付いてはいますが、コンパクトに持ち運ぶカードケースとしても便利。
ポケットに入れやすい大きさで、尚且つ厚みが出ないデザイン。
この見た目ながら、カードは合計7枚入ります。
見開きの片側に3枚づつ入って、背面ポケットが1枚。
これ一つでもたっぷり入るけど、更に二つ折り財布と組み合わせると、この小ささで合計10枚以上のカードを持ち運べて、長財布並みの容量をカバーできます。
それでいて、2つ併せても小さいバッグに嵩張ることなく収納可能。
お財布とパスケースで、カードの1軍と2軍みたいに優先順位別に分けて使うのがベストかなと思います。
一個のお財布で完結するのも便利だけど、合わせ技で幅を広げるのも使い方の一つ。
アイテム数が豊富なシンブライドルだからこそ、同じもので揃える楽しみも味わって頂けます。
自分の使い方に合った、革小物選びを是非楽しんでみてください。
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