GANZO TIMES

GANZO TIMES VOL.11
A TIMELESS MASTERPIECE

〈GANZO〉が提案するのは、トレンドに左右されない、一生モノの革製品。
生涯にわたり良きパートナーになってくれるであろう7つの名作を紹介したい。

ここで紹介する名品たちは、アーカイブも含めすべてエイジングされたアイテムだ。使用した革素材や加工などによって、さまざまな異なる表情を見せてくれる。これこそ革製品ならではの贅沢な愉しみ。自分だけの唯一無二の経年変化を堪能してほしい。

1 MAESTRO CIGAR CASE マエストロ葉巻入れ

葉巻ブームを受け、2004 年に誕生したマエストロシリーズ。ショート、ロング、1本用、複数本用など、すべてオリジナルの木型で成型している。縫製のない型絞りという技法で、丸みを帯びたフォルムに。

2 GUD BRIEF CASE ジーユーディー ブリーフケース

イタリアの歴史あるタンナー、グイディ社のカーフレザーを使用した「GUD シリーズ」。透明感と深みのある色合い、ヴィンテージのようなムラ感が特徴で、使い込むほど一層しなやかな光沢感が増す。

3 OILED CROCODILE CARD CASE オイルドクロコ 名刺入れ

ナイルクロコを〈GANZO〉オリジナルレシピで、カジュアルながらも上品な艶感で仕上げた初代クロコシリーズ「オイルドクロコ」。現在は貴重な「スモールクロコ」を原材料とし展開している。

4 CORDOVAN LONG WALLET コードバン 通しマチ長財布

〈GANZO〉が初期から展開している紙幣とカードのみを収納する長財布。通しマチを採用することで、紙幣を沢山入れても形が崩れない構造に。キャッシュレス化が進む昨今も高い人気を誇る名作の一つ。

5 SHELL CORDOVAN BI-FOLD WALLET シェルコードバン 小銭入れ付き二つ折り財布

オーソドックスなアイテムこそこだわりを持ちたい。〈GANZO〉の二つ折り財布は、年々希少になっているアメリカのホーウィン社の「シェルコードバン」を内装にまで使用したシンプルかつ贅沢な逸品。

6 THIN BRIDLE COIN PURSE シンブライドル 馬蹄小銭入

馬蹄小銭入れは、小ぶりだからこそ職人技が光る。菱目ギリという打具で穴をあけ、すべての縫製工程を職人が一つ一つ手縫いで行っている。自分だけの「ハンドグレージング」による経年変化を楽しんでほしい。

7 MINERUVA NATURAL ZIP PURSE ミネルバナチュラル ZIP パース

イタリアのバダラッシィ・カルロ社の伝統的なバケッタ製法で鞣された「ミネルバ・ボックス」を使用したシリーズ。植物タンニンとオイルがたっぷり含まれているためエイジングを存分に楽しめる。

PLACES FOR THE MODERN MAN

アーウィン・ショー、植草甚一、伊丹十三、永井荷風――粋な大人たちは、ただ「知っている」だけではなかった。歩き、目を凝らし、触れ、そして心で受け取ることで、自分だけの特別な場所を見つけていた。デジタルで何でも手に入る時代だからこそ、彼らの感性に立ち戻り、忘れられない出会いを紡ぎたい。これは、そのための新たな地図。まずは〈GANZO〉本店が静かに佇む、表参道からはじめよう。

※ MAPの番号をタップで詳細をご覧いただけます。 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10
  • 1. Ota Memorial Museum of Art 太田記念美術館
  • 2. KOFFEE MAMEYA コーヒーマメヤ
  • 3. Mizuho 瑞穂
  • 4. GANZO OMOTESANDO GANZO 本店
  • 5. Shimizu-yu 清水湯
  • 6. Tamawarai 玉笑
  • 7. HADEN BOOKS ヘイデンブックス
  • 8. Café Les Jeux Grenier カフェ レ ジュ グルニエ
  • 9. Farmers Market 青山ファーマーズマーケット
  • 10. Blue Note Tokyo ブルーノート東京

Architectural flâneur建築遊歩

街歩きの愉しみのひとつは、風景に散りばめられた物語を発見すること。表参道は、そんな物語が詰まった「建築のテーマパーク」。世界的建築家たちが手がけた名作が点在し、歩くたびに目を楽しませてくれる。

散策は原宿駅からスタートしよう。駅前に立つ「コープオリンピア」【A】は、1965年竣工のヴィンテージマンションで、名前は前年の東京オリンピックに由来し、日本初の「億ション」として知られる。設計者の鉾之原捷夫は、三島由紀夫の自邸も手がけた才人だ。そこから表参道を青山方面へ進むと、右手に「ディオール表参道」【B】が見えてくる。SANAAの妹島和世と西沢立衛が設計したこの建物は、ガラスとアクリルの二重構造が特徴。昼は空や街並みを映し込み、夜は灯りを纏ったように自ら輝く。

さらに進むと左手には「表参道ヒルズ」【C】。安藤忠雄の設計によるこの施設は、巨大な吹き抜けやケヤキ並木に溶け込む高さの設計など、自然と建築が見事に調和している。

そして、表参道交差点を右折すると、槇文彦設計の「スパイラル」【D】が顔を出す。1985年に誕生したこの文化複合施設は、当時の常識を覆した「未来の建築」。いまもその独自性は色褪せていない。さらに歩けば、丹下健三設計の「国際連合大学」【E】が壮大な姿を見せる。その威厳あるデザインは、現代のピラミッドと称されるにふさわしい。

一方、交差点を右折せずさらに直進すると「プラダ青山店」【F】が見えてくる。ヘルツォーク&ド・ムーロンによるガラスの彫刻のような建築は、どの角度から眺めても新鮮な驚きを与えてくれる。表参道には他にも、「岡本太郎記念館」や「根津美術館」など、歴史的価値のある建築が数多く点在する。華やかな街並みをそぞろ歩くそのひとときは、目にも心にも贅沢な時間をもたらしてくれるだろう。さあ、今日も軽やかな足取りで、好奇心を胸に、表参道へ――その一歩が、新しい発見への扉を開いてくれる。

Photographer: Masayuki SHIODA / Illustrator: Yoshimi HATORI
Producer: Shun SATO (loosejoints) / Art Director・Designer: Shinji MIZOGUCHI (lush)
Editor: Sohei OSHIRO (CHIASMA)

フリーマガジン誌“GANZO TIMES VOL.11”より一部抜粋。
詳細はオンラインストア、直営店配布の“GANZO TIMES VOL.11”をご覧ください。
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