

GANZO ✕ ZOUGANISTA木と革のコラボレーション
イタリアの展示会 -PITTI IMMAGINE UOMO でのZOUGANISTA 望月貴文氏との出会いにより、今回の異素材コラボレーションが実現。イタリアと日本、それぞれの作り手の”技術”と”想い”を込めた作品がここに誕生しました。

「象嵌」とは
象嵌(ぞうがん、象眼)は、工芸技法のひとつ。
象は「かたどる」、嵌は「はめる」と言う意味を持ち
一つの素材に異質の素材を嵌め込んだものを、象嵌と呼ぶ。
金工象嵌、木工象嵌、陶象嵌等あるが、今回の取り組みは「木工象嵌」である。
Takafumi Mochizuki Interview
- 今回のお取組みのきっかけ、チャレンジしていただけることになった理由を教えていただけますでしょうか?
- 以前からPitti Uomoの会場に出展されている際にいろいろとお話はさせていただいていました。
ガルーシャなどの癖のある革もうまく扱われているのを知っていたので自分が少しずつやり始めていた木と革の小物でコラボレーションしてみたいと思いサンプルなどを見ていただきました。お互いに様々な可能性を感じて面白いモノが出来るのではということになり今回の企画に至りました。
- 特に苦労した、もしくは大変だった点を教えてください。
- コラボレーションをするにあたって、木象嵌という技術でどんな表現が出来るかを知っていただくことに苦心しました。どこまで細かい細工が出来るか?色はどのようなモノがあるか?など少しずつサンプルや作品例などを 見ていただき情報を共有していきました。
型紙を作るにあたって、象嵌パーツに合った木型を作成し何度か試作品を作りながら、完成形に近づけていったこと。 特に曲面部分のステッチの穴の間隔が外径と内径で距離が変わるので、苦労しました。他の業務との掛け持ちもあったので、構想からサンプル完成まで約4ヶ月かかりました。
- 長く使うために注意すること、メンテナンス方法でユーザーに伝えたい事はありますでしょうか?
- 天然のセラックニスでベースをつくり、その上に蜜蝋で塗膜をつくっています。通常は柔らかめの布で乾拭きをしていただくと艶が戻ります。 夏場など湿気の多い時期は、予め革用のミンクオイルなどを軽く塗ることで水分が入るのを抑えることができ、艶が長持ちします。革は乾拭きがメインで、革の状態を見て、乾燥しているようであれば、保革クリームなどを塗り、ブラッシングを行いメンテナンスをしてください。
- 象嵌の魅力を教えてください。
- ヨーロッパの人たちは昔から家具や小箱にイニシャルなどを象嵌することによって、より個性的なデザインを楽しんできました。今でもそういったモノが多く残っており、長く時間が経つことによって得たパティーヌ(経年変化による自然な古色、艶)はとても魅力的です。 長く残されてきた実績を持つ今では数少ない技術の一つ。革とはまた違った木の触感とともにお楽しみいただければと思います。

望月 貴文 Takafumi Mochizuki
- 1979年
- 東京都足立区生まれ
- 2003年
- 家具メーカー/AD CORE DEVISE INC.入社
- 2007年
- AD CORE DEVISE INC.退社後
アンティーク家具修復を学ぶために
イタリア・フィレンツェへ
- 2008年
- アンティーク家具修復工房「Renato Olivastri」にて
家具修復・木象嵌細工を学ぶ
- 2014年
- Firenzeでは唯一の木象嵌細工専門の工房
“Zouganista di Takafumi Mochizuki”をオープン
- 2015年
- インテリア雑誌「AD / Italia版」の
「 今のインテリアを変える40歳以下の20人のクリエイター」に選出
COLLABORATION ITEM

- 小銭入れ
- GANZO本店にて、パターンオーダー受付中
アルファベット1文字 (A-Z)と革素材、木、ステッチをお選び頂きます。 ※ オーダー状況により納期が異なる場合がありますので、詳細は店頭でお問い合わせください。